「チャンスを逃した時」にできる3つのこと
「あぁ、あと少しで上手くいったのに…」
「もう少し気付くのが早かったら…」
「もっと頑張っていたら…」
チャンスを逃した時。
そこから、
どうしていけばいいのか?
今回は、
「チャンスを逃す3つの原因」
「チャンスを逃した時の対処法」
をお伝えしていきます。
「自らチャンスを逃してしまった…」後悔が止まらない
もしかしたら、
この記事を読んでくださっているあなたは、
最近、チャンスを逃してしまい、
落ち込んでいるのかもしれない。
悔しがったり、後悔の念に
執われているかもしれない。
私も、
今までたくさん
「大きなチャンス」を
逃したことがあります。
特に20代の頃は、
何をやっても
裏目に出るような時期でした。
「チャンスの神様には前髪しかない」
という格言があります。
これは、
通り過ぎてしまってから
追いかけても
チャンスはものにできないという意味です。
最近の話で言うと、
「テレビ出演のチャンス」を逃しました。
メールをチェックしていると
私のサイトの
お問い合わせフォームから、
とある番組の出演依頼が来ていたんです。
番組担当ディレクターの
お名前も書いていて、ガチでした。
「おっ!面白そう。」
ちょっとワクワクしました。
ただ、昼に来たメールに
気付いたのが夕方の5時でした。
そして、
メールの内容を見てみると、
「明日の番組の1コーナーにて、〇〇に関する企画を考えており」
「木下空様が書かれていた記事を読ませて頂きぜひお話を伺えないかなと」
いや、
明日かーい!
結局、返信が遅れたことが原因で
企画の打ち合わせなどの時間がなく、
間に合いませんでした。
(テレビ局のスピード感、スゴい)
その時、もし
「20代の頃の私」だったら、
「昼にメールチェックしておけばよかったあああ!!!」と
叫びながら、
自宅付近を
全力疾走していたと思います(捕まれ)。
ただ、実際は落ち込んだりすることもなく、
「ちょっと流れが変わってきたかな」と感じながら、
のんびりタバコを吸っていました。
想像を超えたところから
チャンスが来ること自体、
「流れが変わってきた兆候」だと
考えているので、
「これからが楽しみだな」と思ったわけです。
その後も、
いつも通りに淡々と
「やるべきこと」を
やって終わりました。
チャンスとは「流れ」である
物事には、
「流れ」というものがあります。
「何をやっても上手くいく」
絶好調みたいな時もあれば、
頭打ちになって
「停滞から抜け出せない」みたいな時もあるし、
「何をやっても上手くいかない」
やることなすこと裏目に出るような時もある。
そして、何かの拍子に
チャンスが舞い込んでくることもある。
そのチャンスを
逃してしまう原因は、3つあります。
チャンスを逃す3つのパターン
①準備不足でチャンスを逃した
チャンスって、
想定外のタイミングで
突然来ることが多いです。
もう、
何の準備もしていない時に、
「ピンチヒッターを頼まれる」とか。
ただ、突然来た
チャンスを掴める人もいる訳で。
その違いは、
「日常をどういう意識で生活しているか」
っていうところだと言えます。
日常を、なんとなく
曖昧に生きていると、
今、自分の置かれている状況だったり
進んでいる方向も
わからなくなってきて、
結果、
今「自分が やるべきこと」
「準備しておくこと」が見えなくなる。
日常で、
チャンスが来たら
「対応できる自分」
でいるための準備と、
「自分のやるべきことをやっていたら、
チャンスはいつか巡ってくる」という
「心の準備」も意識しながら、
物事に取り組んでいくのがいいかもしれません。
②実力不足でチャンスを逃した
大きなチャンスが来てたんだけど、
そもそも、今の自分には
実力不足で対応できないパターン。
たとえば、
「今日からメジャーリーグ行け」とか
言われても、
上手くいく訳ないじゃないですか?笑
ここも
「準備不足」と繋がる話ですが、
常に何をやるにしても
「自分を磨いておく」という
マイルドな向上心は
持っておいた方がいいかなと思います。
まぁ、そこまで
意識を高くして
スケジュール管理したり、
筋トレしたりとか、
やりたかったら
やったらいいですが、
別にマイペースに、
淡々とやってもいい。
というのも、
私たちは「仕事」を
しているじゃないですか?
この仕事というものに対して、
今日1日、
「何か1つでも成長しよう」という
小さな目的意識を持って
取り組んだら、
半自動的に実力が付いていきます。
何の目的もなく
ダラダラ仕事をしても
実力がついてこないんです。
「取り組む姿勢」で変わってきます。
仕事を、
「目的意識を持って取り組む」か、
「受け身で思考停止しながら取り組む」か、です。
ただ、
どうせ仕事するんだったら
「成長」という成果も
得たほうが嬉しくないですか?
同じ時間を使うなら、
その方がお得ですよ。
③そもそもチャンスに気付かなかった
これは、
そもそもチャンスが
目の前にあることに気付かなかった
気付けなかったパターン。
運がいいのか悪いのか、
わからない。。
ただ、
こういうことって結構あるんです。
後から振り返って、
「あー、チャンスだった」って
気付くんだけど、
リアルタイムでは、
どうしようもなかった。
これは、
チャンスを逃したことを
悲観するよりも、
何らかの「サイン」だと受け取った方が
後々の展開が拓けてきます。
今までの流れが
変わってきている「兆し」ではないか、
という風に捉えてみる。
そもそも、
「チャンスがあったこと」
それ自体が、
「チャンスがない」より
100倍嬉しいじゃないですか?
「まぁ、またチャンスが来るだろう」くらいに
大きく構えていた方が、
チャンスが巡って来ることが増えます。
チャンスを逃した時の3つの対処法
チャンスを逃したら、
どうするべきか?
対処法をお伝えしていきます。
まず、
チャンスというものは
「流れ」である、
チャンスとは、
「良い流れ」が来たということ。
ただ「流れ」って、
自力だけで
引き寄せるのは難しい。
流れを作るにしても限界がある。
大切なのは、
「良い流れ」が来てたけど、
その時の自分は逃してしまった。
その結果に対して
落ち込んでもいいし
悲しんでもいいし
悔しがってもいい。
むしろ、
感情を感じ切ってあげた方がいい。
ただ、
「自分を責める」ことだけは
しないように気を付けましょう。
自分を責めると、
「自己評価」と
「エネルギー」が下がります。
結果、
次にチャンスが来たときに
「更にチャンスを掴めない自分」になってしまう。
そもそもですが、
「そのチャンスを掴めたか/掴めなかったか」で
「自分の価値が決まる」とか、
「自分の幸せが決まる」という
設定にしないことが大切です。
「ピンチはチャンス」という言葉があります。
自分に「都合の良いこと」が
チャンスとは限らないし、
自分に「都合の悪いこと」が
ピンチとは限らないんですよね。
後々
振り返ってみて、
「あの経験は辛かったけど、
あの時やっといて良かった」
みたいなことって、
多かったりします。
次に、
チャンスを逃してしまった時、
「本当に終わってしまったのか」という
「確認」はしておいた方がいいです。
実は、どこかに
「突破口」があるかもしれないし、
「敗者復活戦」があるかもしれない。
悲観的になっていると視界が曇り、
「可能性」が見えなくなってしまいます。
断言しますが、
今、あなたの目の前に
「無限の選択肢」があります。
これは事実です。
なぜかというと、
未来は何も決まっていない。
全てが未確定の状態。
ということは、
「無限の可能性」があるということ。
あらゆることが起こり得る。
無限の可能性を具体的に言うと、
「無限の選択肢」があるということです。
逃したチャンスは、
これからの自分の選択次第で、
また「どこかのタイミング」で
巡ってくるかもしれないし、
もしくは、今すぐ
「何らかの手」が打てるかもしれない。
仕事だったら、
チャンスを逃した後に
「もう1回チャレンジさせてください」って
頼むこともできる。
言うだけならタダだし、
「ダメ元」で言ってみたら、
展開が変わるかもしれない。
ただ、
「焦り」から動き回って
なんとかしようとすると
裏目に出る場合もあるので、注意が必要です。
そこは、
状況を見て判断しましょう。
何をするにも、
「冷静な自分」で
いることが大切です。
でも、結局は
「チャンス」というモノの大半は、
「人が運んでくるものだ」
という認識を持っておいた方がいいです。
つまり、
関わる全ての人に対して
一定の礼儀礼節をもって
誠実に接していたら、
巡ってくるチャンスが増えます。
そして、
「物事に過度に期待しないこと」
「失敗したくない」
「損したくない」っていうのは、
失敗とか損に
意識がフォーカスしているので、
無意識に
その方向に引っ張られます。
つまり、
チャンスを逃しやすくなる。
目先の出来事に
振り回されないためには、
「期待しないこと」です。
極論、
どっちでもいいんです。
その時
上手くいっても、
上手くいかなくても。
別にそれで、
あなたの人生は決まらない。
人生を決めるのは
「自分自身」だから。
チャンスを逃すことは、
「登山のルートが変わった」のと同じ。
どんなルートからでも、
頂上に辿り着くことはできる。
最重要なのは、
「辿り着くことを決めている自分」でいること。
たった
一度のチャンスで、
あなたの人生は決まりませんよ。
あなたは、
そんなもんじゃない。
自分自身に、
言ってあげてください。
「大丈夫だよ」って。
「自分がどう在るか?」
「どんな自分として生きるか?」で、
人生は決まっていきます。
「チャンスを掴む自分」として、
在り続けていきましょう。
応援しています。