「ダメな自分」を変えるための3つの方法
「あぁ、
自分はなんてダメ人間なんだ…」
惨めで情けなくて
心がギュッと押しつぶされそうな、
そんな気持ちを抱えながら
今日も擦り切れそうな毎日を送っている。
いっそのこと、
夜の闇に紛れて消えてしまえたら…。
駄目な自分に落ち込んだら…
仕事で結果を出せない。
大事なところでミスしてしまい、
いつも上司にダメ出しされてばかり。
自分に自信なんてなく、
人の目ばかり気にして、
いつもビクビクしている。
その不安を、愛想笑いで
なんとか誤魔化している。
学生時代から
キラキラとしたスクールライフを送る
陽キャ達を横目に、
ヒッソリと、暗い学生生活を送ってきた。
ずっと、
疎外感を感じながら…。
実はこれ、
私の体験談なんです。
もしかしたら、
あなたは
「ダメな自分を変えたい」と思って、
その手がかりを求めて、
私のブログ記事に辿り着いたのかもしれない。
本屋に行くと、
「自分を変える系の本」が
たくさんありますよね。
ただ、
「自分を変えたい」と
思っている人は多いけど、
実際に変わった人は
少ないかもしれない。
変わりたいのに変わらない。
私も、前述したような
「ダメな自分」を変えたくて、
あらゆることをやってきました。
高校3年の時に不登校になり、
そのまま高卒で社会に放り出され、
半年間、引きこもりに。
仕事をしても全く使い物にならず、
馬鹿にされて
逃げるように辞めて、
バイトを転々とする。
人生の暗黒時代でした。
「ダメな自分をなんとかしなきゃ…」
「なんとかして、人生を立て直さなきゃ…」
「いや、もう来世に期待するしか…」
マジで、
危機感しかなかったです。
で、結論から言うと
私は「ダメな自分」を
変えることができたと思います。
いや、もちろん
今でもダメな部分は沢山あります笑
人間ですから。
ただ、
「そんな自分も、自分自身だから」と
受け入れることができている。
起業して8年やってきて
色々ありましたが、
理想のライフスタイルを実現することができました。
「成長したなぁ…」と、しみじみ思います。
自分をダメ人間だとか思わないですし、
責めたりもしなくなりました。
仕事も
人間関係も充実していて、
毎日が楽しい。
一体、
どうやって変わったのか?
引きこもりになるレベルで
どうしようもなかった私が、
実際の体験によって身に付けた
「自分を変えるための3つの方法」をお伝えします。
「ダメな自分」を変えるための3つの方法
①「過去の失敗の記憶」を見つめ直す
「ダメな自分」という状態に陥る最大の原因は、
「過去の失敗の記憶」である。
ずっと、
そこに足を引っ張られている。
「過去の失敗」という鎖によって、
全身がんじがらめになってしまっている。
人から馬鹿にされた記憶。
人前で恥をかいた記憶。
挫折した記憶。
その「苦痛な記憶」が、
常に自分自身から
「自信」と「エネルギー」を奪い続けている。
だから、
何かをする時に
最初から不安だし、
失敗すると思っている。
やること全部が
「負け戦」なんです。
負け戦に
モチベーションなんて、
湧く訳ないじゃないですか?
つまり、
自分のことをダメ出しする前に、
「自分の過去」に対して
ダメ出ししてるわけですよ。
では、
どうすればいいかというと、、
今、自分の中で
「過去の失敗」と認識しているものを、
ちょっと見つめ直して、
違う視点で捉えてみましょう。
結論から言うと、
「過去」はあなたに対して、何もできない。
無力なんです。
なぜかというと、
過去と未来は
何の関係もないから。
そして、
今、未来に向かって変わっていきたいのに、
「過去だけを参考にしている」
「過去だけを見て結論を出している」
という矛盾に気付くことが大切です。
つまり、
「私は今まで失敗だらけの人生を送ってきたので、
これからも失敗すると決まっているんです」って言ってるんです。
論理性ゼロ。
ただの妄想なんです。
「今の自分にできないことは、一生できない」
っていうことでは全くないし、
「今の自分が知らないことは、一生知れない」
っていうことでもない。
あなたの未来が
どうなっていくかは、
何も決まっていない。
未来は
「未だ来ていない」と書いて
未来といいます。
まだ、何も起こっていない。
全てが未確定。
つまり「可能性」しかない。
たとえば、
明日、何が起こるかわかりますか?
予定とかではなく、確定していること。
もし、わかるのであれば、
今すぐ「預言者」として世に出ましょう。
大金持ちになれると思いますよ。
明日、
道を歩いていたら、
隕石が頭に直撃して死んでしまうかもしれない。
もしくは、
たまたま買った宝くじが当たって
3億円くらい手に入ってるかもしれない。
あらゆることが
起こり得るんです。
だから、そろそろ
嫌な過去を見て作り出した
「ダメな自分」から
始めるのをやめましょう。
そうやって
「自分を卑下すること」
「自分を貶めること」をやめる。
あなたは
「ダメな自分」なんかじゃない。
そうやって、
自分を責める必要はない。
これから
「まっさらな自分」として、
新しいスタートを始めていいんです。
胸を張って、
堂々と行きましょう。
②自分の課題を克服する
次のステップとして、
「現状の自分の課題」を
分析して、克服していきましょう。
「克服」って言うと重いので、
「課題をクリアしていく」で
いいんじゃないかと思います。
もちろん、
大きな課題は前述した
「自分を卑下する癖」
「自分を責める癖」です。
「もう、自分のことを下げない」と
決めましょう。
「自分を下げながら幸せになる」って、
どうやっても不可能ですから。
「課題をクリアすること」は
「自分の価値観の書き換え」とも言えます。
価値観とは、
過去の出来事に対して、
自分が採用した「解釈」のことです。
たとえば、子供の頃に
クラスメートから
いじめられた出来事があったとして、
その出来事に対して、
「 他人と関わることは怖いこと」
「他人は攻撃してくる」 という
解釈が生まれてしまうことがある。
結果、大人になってからも
その価値観を抱えてしまい、
豊かな人間関係を
つくることができない。
この場合、価値観を
「人は怖くないんだな」に
書き換えることが必要です。
そのために、
「自分から人と関わる」
「自分から人に自己開示してみる」
ということをする必要があります。
恐れていることを
実際に行動に移してみて、
「あ、そこまで恐れるようなことじゃないんだな」
と体感することが大切です。
③人間的に成長する
そして、
「人間的に成長する」
前述の
課題をクリアすることは
「問題解決」
成長していくことは
「レベルアップ」
みたいなニュアンスです。
抽象的な言葉ですが、
「具体的に何をやればいいのか?」はシンプルです。
それは、
「自分という枠」を広げていくことです。
人間の意識には
「コンフォートゾーン」と いうものがあります。
コンフォートゾーンは
「私はこういう性格だ」
「私の能力はこれくらいだ」
「私は〇〇が得意だ」
「私は〇〇が苦手だ」 という
自己評価の枠のことです。
「自分の器」という
表現をする人もいますね。
人は、
コンフォートゾーンの中にあることは、
何の躊躇もなくスムーズにできる。
たとえば、
あなたのコンフォートゾーンの中に
「コンビニで買い物をする」があると思います。
まぁ、殆どの人にとって
「自分の枠の中」の行動だから、
普通にコンビニに行って
買い物とかできちゃいますよね。
では、
「バンジージャンプを飛ぶこと」は
どうでしょう?
「いやいや、 コンビニとバンジーは
全然ハードルが違うじゃん!怖いから無理だよ」と、
思った方もいるかもしれませんね。
この「ハードル」って、
まさにコンフォートゾーンのことなんです。
「ハードルが低いこと」は
自分のコンフォートゾーンの中にあること。
「ハードルが高いこと」は、
コンフォートゾーンの外にあること。
私たちの脳は、
「自分のコンフォートゾーンの外にあること」に対して
恐れや不安を感じるようにできているんです。
自分にとって 「未知」 「未体験」 「自分らしくない」
「苦手」 「できない」 と認識している。
だから、 恐いし不安になる。
つまり、 「自分を変える」 「成長する」ためには、
「自分のコンフォートゾーンの外にあること」 を体験することが必要です。
体験して、感覚を得る。
そうやって「慣れること」が重要なんです。
体験して感覚を得たことは、
「コンフォートゾーンの中」に入ります。
感覚のないものは、
コンフォートゾーンの中には入りません。
「自転車に乗ったことがない人」が
「自転車に乗る方法」という本を読んで 知識を得たとしても、
自転車に乗ることはできない。
知識から感覚は得られないから。
私たちは「知識」では変わらない。
「感覚」を得ることによってのみ、変わるんです。
「自信をつける方法」という本を読んでも、
それだけでは変わらないんです。
そこで得た知識を
実践し、体験し、感覚を得る。
「 あっ、こういうことか」という感覚を。
ただ、
チャレンジにもコツがあります。
脳の性質を無視した
「チャレンジのやり方」をすると、
上手くいきにくいです。
あまりにも
大きなチャレンジをすると、
「反動」が来ることがあるんです。
なので、いきなり
大きなことをする必要もなくて、
「小さなチャレンジ」を
コツコツ続けていくといいですよ。
私は昔、コミュ障の陰キャだったのですが、
そんな自分を変えるためにやったことは
コンビニとか飲食店の 店員さんに、
自分から 「ありがとうございます」
「ごちそうさまでした」と声をかけることでした。
あとは、
「自信や余裕のあるフリをして仕事をする」とか。
そういったことを意識しながら、
毎日コツコツ
「自分を変えること」に取り組んでいました。
私は今でも、
小心者でシャイな性格です。
そんな人間でも
自信を持って生きていこうと思ったら、
片っ端から「未知のこと」「未体験のこと」をやって、
自分の枠を広げていけばいいんだ、と。
その結論に至ってからは、
チャレンジばっかりしていました。
今では、
よほどのことがない限り 動揺するとかないです。
2年くらい前に、
ステーキを喉に詰まらせて
窒息死しかけたことがあります。
その時、冷静でした。
「今慌てたら死ぬなぁ」と思ったから、
「まず冷静になって、この状況を打開するために色んなことを試してみよう」
そうやって対処しました。
今では、
どんな危機的状況に陥っても
「あ、これ数年前にも同じような状況があったな。じゃ、こうすればいいや」
みたいになります。
ここまで極端な体験は
人生でなくてもいいですが、
もし、あなたが 「自分を変えたい」
「自分を成長させたい」と思うのでしたら、
コンフォートゾーンのギリギリ外側にあるような
「小さなチャレンジ」を 積み重ねていきましょう。
「ダメな自分」を受容する
最後に。
自分を卑下したり
下げたりすることはやめる。
ただ、
「ダメな自分」ていうのは、
ある意味、
一生そうなんですよ。
自分の課題がゼロになることはない。
私たちは、
一生不完全であり、一生未熟者です。
だからそもそも
「ダメでもいいじゃんって」いう、
そういった自己受容ですね。
自分に対して、
「柔らかな眼差し」を向けてあげるのが
大切だと思います。
これからの人生、
何があっても、
「自分だけは、自分の味方でいる」ってことですよ。
絶対に、自分を諦めない。
応援しています。