「他人の評価」を気にしてしまう人が意識すべき2つのこと
世の中を見渡してみると、人間関係で悩んでいる人が本当に多いと感じる。
特に会社勤めをする社会人となると、悩みがない人の方が少ない位だ。
皆、対人関係で悩み、ストレスを抱え込んでしまうような構造になっている。
そのなかで、悩みの大きな要因の一つ
「他人の評価」とついて考えていこう。
他人からの評価を気にするあなたへ
あなたは、人からどう評価されているか、気になりますか?
(ちなみに「評価」とは、物事・性質・能力などの良し悪しなどを調べて価値を定めることを指す)
- 上司からどう評価されているか?
- 同僚からどう評価されているか?
- 部下からどう評価されているか?
個人差はあれど、気になっちゃいますよね。
そもそも、人間の脳というものは「良い評価よりも悪い評価が気になる」ようにできている。
9人があなたを褒めたとしても、悪い評価をしてきた1人の方が気になってしまう。
もちろん、自分を客観視して改善・成長させる上で適度に気にすることは構わない。
だが、他人の評価を過度に気にしたり、振り回される状態になってはマズい。
そういう人は、仕事が終わって家に帰っても嫌な気分を引きずるし、
楽しい休日なのに会社のことが頭から離れなくなったりするのだ。
ちなみに、私も数え切れないほど経験済みである。
休日に温泉に浸かっている時に、会社で言われた嫌なことが頭から離れず、
全くリラックスできなかった時は「あぁ、もう俺はダメだ……」と、思ったものだ笑
そんな事態に陥らないためにも、意識しておくべきことがある。
「他人の評価はどうでもいい」になるために意識すべき2つのこと
①他人の評価は「他人の都合」で決まっている
どうしても嫌な評価というものを、まるで「絶対の真実」のように捉えてしまいがちなのだが、
極端な話「なんとなく気に食わないから評価しない」とか、フツーにある笑
「業績は上げたけど、お前の事が嫌いだから評価しない」とか。
好き嫌いで評価を決めてしまったりは、人間なんだから当たり前にある。
どんなに公平性を保とうと意識しても、人間は感情の生き物である。
自分のメリット、利害関係を優先した上で評価を決めることもある。
「こいつを上のポジションに引き上げておけば、社内での自分の優位性が高まる」とか。
会社とは、政治の場でもある。グループも派閥も、珍しいものではない。
②「自分の軸」で考える
考える時、行動する時の「自分の軸」
これを持っていないと、他人の評価に右往左往したり、ブレたりする。
あなたがあなたの人生で何をやるにしても、ネガティブな反応は必ずある。
ミスをしたら、笑ってくる人間もいるだろう。
だが、それが何だというのだろう?
あなたの人生をどう生きるか決められるのは、あなただけである。
あなたの人生の責任を取れるのは、あなただけである。
もし違うというのであれば、あなたは今「他人の人生」を生きている。
好き勝手に言ってくる他人は、結局のところ、何の責任も取ってくれない。
自分を信じて、頑張って突き進めばいいのだ。
つまらない事を気にして、歩みを止める必要などない。
あなたの人生の正解は、あなたしか決められないのだから。
他人の評価に振り回されない自分になるために
いかがだっただろうか。
他人の評価をどれだけ気にしたところで、
結局幸せにはならないし、心の安らぎも得られない。
そして、他人の評価に依存してしまう根底にあるのは
「自分が自分を評価していない」ではないだろうか?
「やって当たり前」
「頑張って当たり前」にせず、
ちゃんと自分を評価し、労ってあげよう。
誰よりも、あなたが、あなた自身を評価してあげよう。
たった一度の、あなたの人生。
あなたが主人公なのだから。
明日は明日の風が吹く。