職場の雰囲気が悪い時の対処法
何処の会社にも「企業体質」というものがある。
「企業風土」
「組織文化」
「社風」
「職場の雰囲気、空気感」
等に言い換えてもいい。
ここでは、総称として「企業体質」という言葉を使わせていただく。
この企業体質が悪ければ悪いほど、その会社で前向きにやっていくのは難しくなる。
悪い意味で、あなたの人格レベルが試される場面が増えていく。
いきなり身も蓋もない結論を書くが、この企業体質を変えようと思っても、
無理なのである。
あなたが社長であれば、話は別だが・・・笑
「俺が出世してこの会社を変える!」
みたいな血気盛んな人もいるが、それで上手くいった人間を私は知らない。
そもそも「それは、あなたの大切な人生を捧げてまで、することですか?」
「それは本当に、あなたの人生のミッションなんですか?」
ここは非常に難しい問題で、運悪く企業体質が最悪な会社に入ってしまった場合、
あなたは選択する必要に迫られる。
1 前向きかつ自立的に、その会社で頑張る
2 会社を去り、新しい道を模索する
3 ただただ嫌な現実にウンザリしながら、盲目的な社畜として生きる。
さあ、何番を選びますか?
3番を選ぶ人は、このブログを読む必要はないだろう。
2番を選んだあなたは、行動力と決断力があって素晴らしい。
こういった選択をパッとできる人は強い。
起業しても良いのではないだろうか。
1番を選んだあなたに、私の経験を交えたアドバイスをしたい。
まず、自分でどうにかできる事と、どうにもならない事の区別をキッチリつける。
どうにもならない事は、どれだけ考えたところでどうにもならない。
どうにもならない事で悶々と思い悩んでいても、その先にあるのは「メンタルヘルスゾーン」。
不毛な世界だ。
次に「染まらない」という事。
人は「問題」に直面した時、「問題そのもの」になる事で、解決を図ろうとする場合がある。
政治の世界なんて、その典型だろう。
確かに染まった方が楽だし、その組織の中で上手くやっていく為の処世術とも言えるかもしれない。
でも、
あなたは、そんな自分を好きになれますか?
私は、それだけは堪え難かった。
職場の誰を敵に回しても、自分を好きでいたかった。
誰かに「あなたは一生懸命に仕事をしていますか?」と聞かれても、
即答で「はい!」と言える人間でいたかった。
もちろん、私のような強硬突破なやり方だけではない。
当時の私は、未熟だった。
本当は、そんな会社にいたら皆しんどいのだ。
人が会社を創っているのだから、企業体質が悪いのは全員の責任と言えるのだが、
やっぱり皆しんどい。
「人を元気付けられる人間」でいることが一番だと思う。
自分のどうにかできる範囲で、職場を明るくし、人を元気付けたらいい。
あなたが、やれることをやったらいいのだ。
人付き合いがうまいというのは、
人を許せるということだ。
- ロバート・フロスト -