「成功」の反対は「失敗」ではない
お疲れさまです。
今回は、
「成功」の反対は「失敗」ではない、というテーマについて。
「失敗するのが怖いからチャレンジしない」
という選択をする人を多く見てきた。
「失敗」をおそれ、
「失敗しないこと」に捉われ、
結果として、
それが裏目に出てしまう人を多く見てきた。
皮肉と言うしかない。
失敗を「最悪な出来事」と捉える人は多い。
「失敗」=「自分の存在価値の下落」
そんな発想をしている人が、本当に多い。
「失敗したから、もうダメだ」
「失敗したら終わりだ」
「どうせ失敗するに決まっている」
こんな「呪いのフレーズ」が、
どれだけ多くの人の足を止めてきただろうか?
そもそも「やって見なければわからない」ことである。
「失敗」するか「成功」するかは、誰にもわからない。
どれだけ入念に準備しても、失敗する時はあるだろうし、
ビギナーズ・ラックで成功する時もあるかもしれない。
「どうせダメだから」といって何もしない人は、
自分が失敗して傷付くことをおそれ、最初に自らの手で、
「自分の可能性」を閉ざしてしまう。
「何もしていない」から、失敗することもない。
これで一安心だ、と。
論理的に見ると破綻しているが、ある意味当然だといえる。
「おそれ」という感情に突き動かされているのだから。
感情に論理性はない。
自分の感情に負け、ただ「感情的に動いている」のだ。
思い違いをしている人が多いが、
「成功」の反対は「失敗」ではない。
いつだって、失敗の先に成功がある。
「トライアンドエラー」を繰り返すことでしか、良い結果は出せない。
つまり、失敗も成功も「同じ方向の道筋に位置すること」なのだ。
「失敗」という経験なくして「成功」はありえない。
「失敗は成功のもと」という諺があるが、
失敗とは「成功する為の【気付き】を得るチャンス」である。
いつの時代でも他人の失敗を喜び、嘲笑する人間はいるが、
彼等は、その事実を理解しないまま人生を終えるであろう「成功とは無縁の人種」である。
そもそも、
そんな雑音を気にする必要が、一体どこにあるのだろう?
「成功」の反対は「何もしない」ことである。
つまり、
「失敗したくないから何もしない」ことこそが、
最悪の選択であり「本当の失敗」なのである。
多くの人が、そこに気付かない。
そもそも、自分の本心と向き合おうとしない。
では、どうすればいいのか?
必要なのは、勇気である。
「過去の呪縛」に捉われている限り、
「おそれ」を振り払わない限り、
あなたは1歩を踏み出せない。
しかし、自分に問いかけてみてほしい。
あなたは「何もしないため」に生まれてきたのだろうか?
「諦めながら生きるため」に生まれてきたのだろうか?
勇気を持って、踏み出そう。
前のめりのまま、突き進もう。
その姿勢が、あなたの人生を変えるだろう。
明日も、頑張っていきましょう。
仕事っていうのは、
成功するまでは失敗の連続なんだよ。
失敗するのが嫌だなんていっていたら、
成功なんてあるわけがない。
岡野雅行