陰キャ専門ビジネスコーチ

あなたの「イライラ」が止まらない原因と対処法

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
詳しいプロフィールはこちら

 

お疲れ様です。

メンタルコーチの木下空です。

 

仕事やプライベート等の日常生活で「イライラしている人」を見かけることがある。

最近の、私のクライアントにも「すぐイライラして態度に出てしまう」

という悩みを抱えている方がいた。

しかし、イライラすること自体が悪いことかというと、そうではない。

それも人間が持っている自然な「感情」の一つなのだから、

自分がイライラしていることに対して、自己嫌悪する必要はない。

 

しかし、特に理由がないのに、常にイライラするという状態はまずい。

あなたもご存知かと思うが、現代は「ストレス社会」である。

現代社会に生きていると、そこかしこにストレスを感じることが潜んでいる。

必然的に「ストレスとの付き合い方」「折り合いの付け方」が大切になってくる。

多少のストレスは、人間にとってむしろ必要なものなのだが、

常に過剰なストレスを受け続けてしまうと、やがて体調を崩してしまう。

 

 

「自律神経」と「ストレス」の関係

 

もっとも影響を受けやすいのが「自律神経」である。

「自律神経」とは、自分の意思とは関係なく、無意識の内に働いている神経のこと。

人間の「生命の維持」に関わる、あらゆる器官の働きをコントロールする神経のことを指す。

人間には「交感神経」と「副交感神経」という自律神経があり、

「交感神経」は、心と体を活動的にする働きをするもの。

「緊張状態」の時は、交感神経が優位になっている。

「緊張すること」も本来悪いことではなく、集中して結果を出す為の「人間に備わった機能」である。

 

「副交感神経」は、心と体を休息し、リラックスさせる働きをするもの。

あなたがマッサージを受けたり、温泉に入っている時に気持ちいいのは、

「副交感神経」が優位になっているからである。

 

私たちが健康で快適に過ごせるのは、

自律神経の「交感神経」と「副交感神経」のバランスが保たれているからなのだ。

これが、もしどちらか一方に大きく偏ってしまった状態が続くと、

心身の状態も不安定になる。いわゆる「自律神経の乱れ」である。

全身の器官を調整している自律神経が乱れると、全身の機能に悪影響を及ぼすことになる。

主な症状だと、

「体の倦怠感」「疲れが取れない」「抑うつ」「情緒不安定」「頭痛」「肩こり」「だるさ」「顔の火照り」「冷え性」「動悸」「下痢」「不安感」「緊張」「イライラ」「発汗」「立ちくらみ」「震え」「食欲不振」「不眠」など。

自律神経が乱れる原因は、

「過剰なストレス」「不規則な生活習慣」「偏った食生活「運動不足」「喫煙「睡眠不足」などが挙げられる。

 

こういった自律神経が乱れた状態になってしまうと、

「常にイライラしている」という状態になる。

そんな時「ストレスが溜まっているんだな」と自分で気付くことができれば良いが、

イライラする原因が分からないままだと、感情に振り回され、

その攻撃性が周囲に向けられることになる。

そういった「自分発のイライラ」を放置したままでいると、

人が取る行動は「代償行為」である。

 

「代償行為」とは、何かに対する感情が、別の対象へ向けられること。

つまり「八つ当たり」である。

 

根本的な感情の原因にフォーカスせず、周囲の人間に当たってしまうのである。

ちょっとしたことや、大した事ない問題に対して、

びっくりするくらい過剰に反応してしまう。

本人は「お前が悪いのが原因だ!」という認識だが、

問題の本質は、本人の内側にある。

そして、こういったことが続くとストレスがストレスを呼び、悪循環になる。

 

まず、やるべきことは自分の心の「内と外」の両側から整えること。

イライラが酷い時は、あまり他人の事を見ない方が良い。

気に障る位なら、見ない方が良いのだ。

自分の心を整えることが先決である。

自律神経を整えるには、自身の乱れた生活習慣を見直すことから始めよう。

「ヘルシーな食生活」と「適度な運動」「良質な睡眠」が基本である。

自分がリラックスできることを見付け、ゆっくりと過ごす時間を作ること。

せかせかと焦ったり急いだりする「思考の癖」をセーブし、

ゆっくり、落ち着いて行動することを心がけてみよう。

特に簡単で有効なのは「腹式深呼吸」である。

イライラしている人は、例外なく呼吸が浅い。

常にお腹で深く長い呼吸を、ゆっくりすることを心がけよう。

まずは、こういった自分でできる範囲の事から、

生活習慣の改善していき、自律神経の乱れを整えていこう。

 

誰もが本来持っている、素敵な笑顔を取り戻すために。

 

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

この記事を書いている人 - WRITER -
「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
詳しいプロフィールはこちら

コメントや感想はこちら

Copyright© 木下空 公式サイト , 2017 All Rights Reserved.