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「偉そうに大口を叩くのに仕事ができない人」の8つの特徴と対処法

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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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「あなたを職場性ストレスから解放する」

メンタルトレーナーの木下空です。

 

口先ばかりで何も成し遂げられない人

世の中を見渡してみると、

「口先だけの人間」「大口を叩くだけの人間」

そういった人間が多い。

SNSなどでも、有名人に偉そうなことを言って噛み付く人がいる。

あなたの職場にもいるかもしれない。

偉そうなのは口先ばかりで、中身の伴ってない人間が。

 

仕事ができない奴に限って偉そうな態度をとる

私のサラリーマン時代にも、そういった人間はたくさんいた。

特に酷かったのは、ベテランのMというオッサンだった。

ベテランだが平社員の彼は、管理職への昇進試験を受ける事を頑なに拒み続けた。

それはそれで自由なのだが、代わりに昇進した後輩達(私を含む)に対して、

偉そうに上から目線で講釈を垂れるところが「彼だけの特徴」だった。

会社や組合、上司に対して大口を叩いてダメ出しするのだが、

当人達の前では借りてきた猫のような態度をとる。

一度、聞いたことがある。

「そんなに会社や組合に対して言いたいことがあるなら、

Mさんが昇進して自分で変えていったら良いじゃないですか?」

彼は、少し動揺した様子でこう答えた。

「いや、そんな大きなリスク背負いたくないから・・・」

開いた口が塞がらなかった。

 

こういった口先だけの人間にはなりたくないが、

人間誰しも、油断するとそうなってしまう可能性はある。

今回は、自分を戒める意味も込めて、

「口先だけの人間の特徴」についてお伝えしていこう。

 

実力がないのに大口を叩く人の8つの特徴

経験がない事をやったかのように講釈を垂れる

周りから見ると大したことのない経験や、自分が実際にやってない事を、さもやったかのように自慢げに話す。表面的な「格好を付ける事」にこだわり、些細な出来事を嘘や大げさな表現を交えて、それがさも凄い事だったかのように話し、優越感に浸ろうとする。何事も大げさに伝え、いかにも自分を「凄い人間」に見せるようとする人は、実際にはそこに至るまでの努力すらできない、小さな器の持ち主である場合が多い。

 

リスクを取れない

大きな特徴としては『成功を望んでいるが、決して「リスク」「努力」「犠牲」は払わない』ということが挙げられる。成功はしたいが、失敗する事をおそれる。物事に対して、真摯に向き合うことができない。「木を育てる事は面倒臭くてやらないが、実った果実は欲しい」という人間である。

 

独善的な思考

口先だけで上手い事やっていこうという人間は、過度に偏った思考の持ち主である場合が多い。自分の考えを盲信し、他人の考えに耳を傾けることができない。偏った価値観を持ち、そこに合致しない人間を批判する。

 

小心者である

小心者であるがゆえに、負けることに憶病になったり舐められてしまわない為に、口先だけの人間に成り下がってしまう。常に見えない何かに怯えており、それは過去の失敗や挫折の経験、トラウマや育ってきた環境が原因であることが大半である。小心者に限って、他人に対して攻撃的で批判的な態度をとることが多い。他人に対する攻撃性は、自分の劣等感の裏返しなのだ。

 

プライドが高い

悪い意味でプライドが高く、そのプライドを保つために大口を叩いたり余計な一言を言ってしまう。特にプライドだけが無駄に高くて、実力も行動力も無い人間は、何をやっても成功しない「最悪のパターン」といえる。自分を変える勇気すら持てず、無駄に高いプライドで虚勢を張ることをしがちである。

 

本気を出せば出来ると思っている

チャレンジする事を避けるが、心のどこかで「本気を出せばできる。できないのは本気を出してないだけ」と考えている。確かにチャレンジしなければ、ずっと「成功の可能性」を論じることができる。チャレンジが上手くいかないこと、失敗に耐えられないタイプである。

 

過度に人の目を気にする

失敗を恥だと思い込み、過度に「人前で失敗したくない」「恥をかきたくない」とおそれるタイプ。「こんな事をしたら、周囲から馬鹿にされないだろうか」と、他人からどう思われるかが気になって行動が起こせない。

 

言い訳をする 

「今はその時じゃないから」「忙しいから」「時間がないから」「余裕がないから」「お金がないから」「やったことがないから」と、何かと「できない」理由を付けて、言い訳ばかりで行動しないタイプ。

 

「偉そうに大口を叩くのに仕事ができない人」の対処法

結論から言うと、

「相手にしない」「スルーする」でOKである。

適当にあしらっておこう。

ただ、こういう人間に舐められると足元を見てきたりと厄介なので、

時には毅然とした対応をとっておくことも大切である。

ちなみに、前述したMさんについて書いておこう。

当時の私は付き合っていた彼女と結婚し、退職して飲食店の経営を始めるために研修を受けたりと準備していた。

しかし直前で彼女と別れてしまい、

「何の為にやるんだ…」と心が折れそうになって退職を撤回した(そこから1年後に退職した)。

落ち込んでいたが、淡々と仕事をしていた私に、Mが突然話しかけてきた。

「お前、会社辞めるんとちゃうんか?撤回したらしいな。中途半端が」みたいなことを言ってきた。

私は、忍耐力には相当な自信がある。

その私が、人生でベスト3に入るくらいにキレた。

「お前に何の関係があるんじゃ」

「お前が責任(管理職の)から逃げるから俺らが必死にやっとるんちゃうんか」

「吠えるだけのヘタレが」などと、面と向かって叫んだと思う。

周囲に10人くらい人がいたが、シーンと静まり返っていた。

「あの温厚な木下が…」と思われていたはずである。

それ以来、Mさんは私が挨拶しても目を逸らすようになり、

私を見かけると遠くに行ってしまうようになった。。

ちなみに、一切後悔していない。

あなたも、もし「自分の尊厳」を理不尽に踏みにじられたら、全てをかけて戦うことをお勧めする。

 

「口先だけの人間」は、結局は自分の「価値」を自分で下げてしまっている事に気付かない。

周囲からの「信頼」を失ってしまっている事に気付かない。

ここに「道化師(ピエロ)」のような悲哀を感じる。

目先だけの格好を付けて、大げさな言葉を吐かなくても、

周囲から尊敬されたり、信頼される人間になれるように、

日々精進し、自己研鑽に務めることが「本質」である。

その方が、よっぽど自分自身が幸せになる近道となるといえるだろう。

人生は、表面的な言葉だけで乗り越えられるものではない。

 

「あなたが付き合う人間」が、あなたの「人生の基準」に大きな影響を与える。

悪い影響を受ける人とは、基本的には距離を置く事をお勧めする。

そういう人間と関わり、無駄なエネルギーを使う位なら、

思い切って人間関係を見直した方が良いだろう。

 

 

 

明日は明日の風が吹く。

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