【司令:東京から大阪まで帰る】コーチの危機管理マネジメントについて
お疲れさまです。
突然だが、
私は今、東京駅構内の片隅でヤンキー座りをしながら膝の上にノートパソコンを広げ、
ブログを書いている。
この状況、以前にもあったような・・・・・
半年ほど前に、同じく深夜の東京駅でヤンキー座りでブログ更新していた。
これで2回目である。
なんでこんなことをしているかというと、
日帰りで東京に行き、仕事をこなして夜に大阪に帰るはずが、
まさかの人身事故で、在来線の電車が完全にストップしていたのだ。
このままでは、終電の新幹線に間に合わない。
その瞬間、私の危機管理能力が働き出した。
コーチとして「マインドの使い方」をクライアントに教える身としては、
「この状況で大阪に帰る方法」を、あらゆる視点から模索することが求められる。
あらゆる視点で模索する為には、自分の「心理的盲点(スコトーマ)」を外す必要がある。
瞬時に判断する。
自分がこういった「緊急事態」に陥るほど、なぜか私は冷静になる。
成城学園前駅にいる。
電車は、全く動く気配がない。
タクシー乗り場は?
30メートルほどの行列。
間に合わないので、候補から外す。
1㎞ほど走って、タクシーを捕まえるか?
色々検討していると、目の前にバス停にバスが到着した。
「渋谷駅行き」と書いてある。
すぐに発車しそうだった。
即座に乗る。
乗ってからスマホで調べる。
ダメだ。
「バス〜電車経由」だと、終電の新幹線にギリギリ間に合わない。
この時点で「ビジネスホテルに宿泊案」が頭の中をよぎる。
諦めてホテルを探すか・・・?
いや、そもそもブログをまだ書いてない。
ブログも書きつつ、行動しなければ。
もう1度、大阪に帰る為の「あらゆる可能性」を模索する。
閃いた。
当日の「夜行バス」が、まだ空いているかもしれない。
即座にスマホでチェック。
「東京駅〜大阪駅」で、当日23:20のバスに空席あり。
いける!
そうしている内に、乗っていたバスが終点の渋谷駅に到着。
渋谷駅からややこしい道順を辿りながら、
なんとか東京駅に辿り着く。
(来るたびに思うのだが、東京の路線、分かり辛過ぎませんか・・・・笑)
東京駅で夜行バスのチケットを購入。
よし。
バスの出発時刻まで1時間。
ブログを書き始める←今ここ
こうして私は想定外のトラブルを乗り越え、
「ブログを更新しつつ、大阪に帰る」というゴールを達成したのである。
コーチングの手法である、
設定した「ゴール」に意識をフォーカスさせることで、
そこに到るまでの道筋を潜在意識が見付けてくれる。
「閃き」とは、潜在意識の働きなのだ。
とりあえず、大阪に帰ったら熱いお風呂に入って寝よう。
今日も良い日だった。
明日は明日の風が吹く。
変転する状況のただ中で、
ひとりの人間が終始一貫性を保つただひとつの可能性は、
すべてを支配する不変の目標に忠実でありながら、
状況に応じて変化することにある。
ウィンストン・チャーチル