「上手な体の使い方」アレクサンダー・テクニークを学んで1ヶ月後の変化

お疲れさまです。
「自分の身体を上手に使う技術」
アレクサンダー・テクニークを学び、実践して1ヶ月が経過したので、
その間に起こった変化について書いていきたい。
(前回記事はこちら↓)
今日も、大阪のレンタルスタジオでレッスンを受けた。
1ヶ月間、「上手な体の使い方」を学び続けているが、
行くたびに「新しい発見」「身体の変化」が起こる。
私は、自分の身体を「なんとなくこうやればこう動くだろう」みたいな、
「経験則頼み」の適当な意識で扱っていた。
改めて考えてみると、本当に不可思議な話である。
一番大切な「自分の身体」について、誰も知らないし、知ろうともしない。
いくらでも、改善の余地はあるのに。
肩こりに悩まされている人は、
「肩こりになる身体の使い方」をしているだけ。
私は「ストレートネック」なのだが、
それも「ストレートネックになる身体の使い方」をしているだけなのだ。
アレクサンダーテクニークを実践しているおかげで、
かなり改善してきたと感じている。
レッスンは、
身体を使う「実践的なワーク」を行うのと同じくらい、
自分の「身体の感覚」に意識を向ける作業も行う。
自分の身体と向き合い、深い部分で対話をするような感覚。
やってみて驚いたが、コーチングと共通する部分も多い。
例えば、
肩こりの人は「肩が凝って硬いのはダメ」
「問題」「悪いもの」と思ってしまいがちだが、一旦それを受け入れてみる。
そこにフォーカスするのではなく、
身体全体に意識を向け、身体全体を使うことを意識する。
人間の「マインド」は、
「問題」に意識をフォーカスしてしまうと「問題の方向」に近付こうとする。
「ネガティブなマインド」は、
多くの場合「ネガティブな現実」を具現化させてしまう。
「まず一旦、ジャッジをせずに全てを受け入れる」ということが、
心と身体、どちらにも大切なのだといえる。
結局、「思考の偏り」は「身体の使い方の偏り」となって現れる。
心と身体は、密接に繋がっている。
あなたの身体の使い方は、あなたの思考の「表現」なのだ。
例えば、
「性格が偏屈な人」は、動作にも「偏屈さ」が表現されているものだ。笑
往々にしてそういった癖は、
「疲れやすい身体の使い方」「負担の大きい身体の使い方」となる。
レッスンの後半に「歩く練習」を行った。
「歩き方」って、本当に人それぞれ違うんですよ。
身体の動作において、最も「その人の個性」が出やすいものかもしれない。
面白かったのが、
インストラクターの方から「なぜ、あなたは歩くのか」という質問を受けたこと。
歩くからには、「歩く目的」がある。
向こうに行きたいから「歩く」言われてみれば当たり前なのだが、
誰もそんなことを意識せず、無意識に歩く。
「どうして歩きたいのか」を意識するだけで、身体の使い方も変化する。
私の場合は、最初は歩く時の足取りが若干乱れていた。
アドバイスを受けた後は、無理のない「自然な歩き方」になった。
「身体の使い方の癖」から解放されると、自分の意識にも影響が及ぶ。
「身体の使い方の偏り」から解放されることで、
「思考の偏り」にも、良い影響を与えることが出来ると感じた。
思考がクリアになり、爽快な「開放感」を味わいながら、
軽やかな動作で家に帰ることが出来た。
家に帰ると、
それまでのハードな生活で溜まっていた疲れがドッと出て、すぐに寝てしまった。
好転反応なのだろう、良い傾向である。
引き続き、自分の身体の上手な使い方を学び、
私自身が行うコーチングにも活かしていきたい。
アレクサンダー・テクニークに興味のある方は、
体験レッスンを受けてみては。
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明日は明日の風が吹く。