「ありのままでいい」ほど勘違いしやすい言葉はない
10年くらい前に
ディズニーアニメ映画
『アナと雪の女王』が
ヒットしたことをキッカケに、
「ありのまま」という
言葉が流行ったことがある。
「あなたは、
ありのままでいいんだよ」
現代社会で生きることに
少し疲れ気味の人達の心に、
この言葉は響いたようで、
その年の流行語大賞の候補に
ノミネートもされている。
「ありのままの私でいたい」
当ブログを
読んでくださっている方の中で、
そう思っている方も
多いかもしれません。
そして、
「ありのままでいい」
これほど誤解されやすい
言葉もないと思っています。
今回は、本当の
「ありのままの私で生きる」ために、
大切ことをお伝えします。
「ありのままでいい」という言葉の誤解
そもそも、
「ありのままの自分」って、
具体的にはどういうことなんだろう?
それは、
「自然な自分」として生きること。
自分を偽ったり、隠すことなく、
自分らしくあること。
だと思っています。
たとえば、
もし、あなたが
「本当はやりたいこと」に
勇気を出せなかったり、
ずっと「向き合うこと」から
逃げてしまっていたとしたら。
それは、
「ありのまままの自分」
ではないかもしれませんね。
「ありのままの自分」とは?
「ありのまま」
それは、
「自分」と、
「自分の人生」から
目を逸らすことじゃない。
「今のままでいい」
ということではない。
もし、今あなたが
幸せを実感できずにいるのであれば、
今のあなたは、
ありのままではない可能性が高い。
自問自答してみましょう。
「自分」を、
過小評価していませんか?
「恐れから逃げる私」
「我慢しかできない私」
「自分に失望しながら生きる私」
それは決して、
「ありのままのあなた」じゃない。
私は、そう思います。
そして、
もし、あなたが
ずっと頑張り過ぎていたり、
無理や我慢ばかり
してきたのであれば、
それも、
「ありのままの自分」
ではないかもしれません。
あなたは、
もっと大切に扱われるべき存在です。
もし、あなたを
大切にしてくれなかった人がいたとしても、
それは「その人の課題」です。
あなたとは、関係がない。
「私には価値がない。
だから、必死に頑張らないといけない」
そんな風に、
思わなくていいんです。
誰よりも、
まずあなたが、
あなた自身を大切に扱うこと。
それが、
「ありのままの自分」
なんだと思います。
つまり、
今まで頑張り過ぎた人は、
「頑張らない」をやってみる。
今まで我慢し過ぎた人は、
「我慢しない」をやってみる。
今まで頑張れずにいた人は、
「頑張る」をやってみる。
今まで逃げ続けてしまった人は
「逃げない」をやってみる。
「偏り」から、
「中心」に戻る。
それが、本来の、
「ありのままの自分」へ
還っていくための、
「最初の1歩」かもしれません。
そして、
そもそも、
あなたは一人の人間です。
人間らしく、
泣いたり、笑ったり、怒ったり、喜んだり、
していいんです。
疲れたら、休みましょう。
不安な時は、
自分に寄り添ってあげましょう。
サボっている時は、
自分のケツを叩きましょう笑
そうやって、
人と関わりながら、
この世界を生きていく。
自分を信じて、
自分の人生をより良くしていく。
自分の足で、前に進んでいく。
あなたには、それができる。
応援しています。