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「自分を大切にする」の勘違い:5つのタイプ別に解説

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自分を大切にする,勘違い
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「仕事で結果を出すスキル」「無敵の人間関係を創る技術」「ストレスリーのマインドセット」「自分の能力を発揮する技術」を教える専門家。「職場性ストレス」の第一人者。自身も元国営企業に17年間在籍。派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進。300人以上の部下をマネジメントし、あらゆる「仕事のトラブル」「人間関係の問題」を解決してきた経験を持つ。活動開始から5年間で様々な業種の会社員/管理職、起業家、経営者、コーチ/カウンセラーなど約500名をコーチング、1500人以上にサポートを行う。コーチングの世界的権威から学んだメソッドと、自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は、社会人が抱える悩みや問題を解消し「現実の成功/内面の成長」を掴む技術として定評がある。
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あなたは、

自分を大切にしていますか?

 

「う〜ん、わからない…」と

思った方も多いかもしれません。

 

「そもそも、自分を大切にするって何?」

 

もしくは、
自分を大切にしているつもりが、
実は勘違いをしているかも?

 

今回は、

「自分を大切にする」を勘違いしている人の
5つのタイプについて解説します。

 

「自分を大切にする」がわからない…

そもそも、

「自分を大切にする」

時折耳にする言葉だけど、
どういったことを指すのだろう?

 

たとえば、
いつも相手に自分の要求を通そうとしたり、

自分の思い通りにしようとする人は、
自分を大切にしているのだろうか?

 

若くして成功した経営者が
夜の街で豪遊し、大金を使う。

高級タワーマンションに住み、
高級車を乗り回し、

全身をハイブランドで身を包み、
贅沢の限りを尽くす。

 

ファストフード感覚で、
毎日高級な寿司や肉を食べ、

女性を取っ替え引っ替えし、
享楽的な毎日を過ごす。

 

そんな知り合いが何人かいたが、

「自分を大切にしている」ようには見えなかった。

 

「人生楽しく過ごせたら、それでいいや」と言って、

ほぼ毎日パチンコに通う知り合いがいた。

 

話すことは、
野球とパチンコと競馬の話ばかり。

毎日タバコを吸い、毎晩酒を飲む。

 

仕事を頑張ることを
「無駄」だと思っているので、
「効率的」に、テキトーに行う。

空いた時間の殆どは、
スマホでネットを見て暇つぶし。

誰も注意しない職場だから、
自分のやりたいようにやる。

一見して、
自分のやりたいことを
やっているけど、

「自分を大切にしている」ようには見えなかった。

 

「自分を大切にすること」を勘違いしていませんか?

そういった人たちは、

「自分を大切にすること」を勘違いをしている。

 

自分のことを最優先にして生きているはずなのに、

なぜか、心の底は満たされない。

むしろ、空虚さが増えていく。

 

当たり前である。

 

そんな生き方をしても、
幸せにはなれないんだから。

 

「自分を大切にする」とは、
自分の気持ちと真正面から向き合い、

「自分にとって【本当の幸せ】を感じること」

「正直な気持ち」

それを「勇気」を持って選択することなんです。

 

ただ、
普段から人に気を遣ったり、
相手の気持ちを考えたり、
空気を読んだりできる人、

自分よりも周りのことを考えて動ける人は、

 

「自分を大切にする」ことに対して
「罪悪感」を感じてしまうかもしれない。

 

でも、安心してほしい。

それは勘違いだから。

 

いつもなら、
周りのことを考えて後回しにしたり、

 

遠慮して蓋をしてしまう
「自分の気持ち」を、
自分がちゃんと聞いて尊重してあげる。

選択・行動させてあげる。

 

それが、
「自分を大切にする」こと。

 

あなたが自分の気持ちを

「私は〜がいい」「私は〜がしたい」と
自己表現することは、

他人に対する攻撃でも、否定でもない。

 

それでゴタゴタ言ってくる人間は、

あなたを自分の都合通りに
コントロールしたい人なだけ。

 

そんな人からは、距離を置くか、
さっさと逃げることをお勧めします。

 

あなたは「他人の期待」に
応えるために生まれてきたのではない。

そんなことに、
時間を使わなくていい。

 

ただ、
自分の期待に応えてあげればいい。
(自分の期待と他人の期待が合致している場合は大丈夫です)

 

自分にとって

「本当の幸せを感じること」

「本当に望むこと」は、

自分自身の心、内面と真摯に、
誠実に向き合わないと分からなかったりする。

 

今の自分が
「目を逸らしていること」

「どこかで諦めていること」だったりするから。

 

自分で
「自分を大切にしている」と思っている人が、

実は、
誰よりも自分を「傷付けている」

そんな皮肉な状況に陥っていることが、
実は多かったりします。

 

自分を大切にすることの勘違い:5つのタイプ

①「自分を大切にする」と「自分勝手/自己中」の違い

「とにかく自分さえ良ければそれでいい」

「そのために他人を蔑ろにしても構わない」

「自分のために、他人を利用してもいい」

「自分の幸せのためなら、他人のことはどうでもいい」

 

そういった生き方は、

「自分を大切にしている」とは言えない。

 

ハーバード大学が約80年をかけて
724名を調査した研究によると、

「人間を健康・幸福にするのは、良い人間関係である」という結果が出ている(出典)

人から嫌われたり、
孤立するような生き方をしても、
自分が不幸になるだけです。

 

そもそも
「自分を大切にする」ことと、

「他人を攻撃をすること」
「他人を否定すること」は関係がない。

自分の人生において、
自分の気持ちに従って生きることは、

「他人に対してどうこう」
ということではないのだから。

 

②「目先の楽を選ぶ」の違い

「面倒くさいから」

「気分がのらないから」

「やる気が出ないから」という理由で、

自分がやるべきことをやらない。

 

そういった
「目先のラク」だけで生きることも、
自分を大切にしているとは言えない。

 

それはただの
現実逃避であり、自己逃避です。

 

そもそも、

「自分の人生」を
自分らしく生きるために、
自分を大切にするのだから。

 

③「自分を大切にする」と「自分に甘い」の違い

「自分を大切にすること」と
「自分を甘やかすこと」とは違う。

 

常に自分を甘やかすことは、

長期的に見ると

「自分を傷付けること」

「望まない未来に向かうこと」になってしまう。

 

常に自分を甘やかしている人は、
心の底で「自分の可能性」を
信じることが出来ていない。

 

自分の成長や可能性を信じて、
チャレンジさせてあげる、
背中を推して応援することが、

 

本当の意味での
「自分を大切にすること」ではないでしょうか?

 

ちなみに、
適度に自分を甘やかすのは全然OKだし、
むしろ大切です。

 

「今週仕事を頑張ったから、
今日は1日中岩盤浴に行ってダラダラするぞ〜!」とか。

 

「自分にとって、本当の幸せを感じること」

「本当に望むこと」から目を逸らすために、

麻酔のような「甘い現実逃避」に
明け暮れていないでしょうか?

関連記事:自分に甘い人の7つの特徴と「考えの甘さ」を直す4つの方法

 

④「自分を大切にする」と「損得勘定」の違い

「自分の利益しか考えない」

自分にとって「損か得か」

「メリット/デメリット」でしか
判断しない生き方も、

自分を大切にしているとは言えない。

 

そこには
「自分の存在価値」に対して不安があるから、
外側の物質に依存するという
「隠された劣等感」があります。

 

損得勘定の生き方も、
無駄に人から嫌われたり、
孤立の方向に向かっていってしまう。

 

「表面的な利害関係」
「殺場とした取引の関係」でしか、
人と繋がれない。

 

人生の幸福度を決める
最重要項目は、

「良い人間関係」です。

 

そんな状況に自分を陥らせる時点で、
自分を大切にできていない。

 

⑤「自分を大切にする」と「承認欲求」の違い

「人から良く見られたい」

「人から褒められたい」

「羨望の眼差しで見られたい」

「スゴい人だと思われたい」 

 

過剰な承認欲求・虚栄心を持っている人は、

心の底で「自分に自信がない」という思いを抱えている。

 

自信がないから
「他者からの承認」に依存しようとする。

それは不健全であり、不毛です。

 

どれだけ外側のステータスや
ブランドで自分を着飾っても、

「虚しさ」「生き辛さ」から
逃れられなくなっていく。

関連記事:「見栄を張る・虚栄心が強い人』の6つの特徴・心理とは?

 

「自分を大切にする」の勘違いから卒業しよう

最後に、大切なことを。

 

人生には、
いつか「終わり」がやってきます。

 

最後に後悔することのないように、

自分を大切にしながら
生きていたいと思う。

 

どのように生きてもいいし、自由です。

 

ただ、

「人生の最後に後悔しない生き方」は

意識しておいた方がいいかもしれません。

 

私は、人生の最後に
後悔しながら死ぬのだけは避けたい。

 

では、後悔のない人生を
送るためにはどうしたら?

 

自分を大切にしましょう笑

 

一度きりの人生、

どう生きるかの選択権は、
あなたの手の中にあります。

 

「自分の気持ちを尊重して生きる」

その勇気は、
あなたにもちゃんとある。

 

失敗したっていいんです。

それはあなたの成長につながる、大切な経験だから。

 

「大丈夫」

そう言って、自分の背中を押してあげましょう。

 

 

応援しています。

関連記事:自分を大切にする10の方法

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