晩御飯に「炒飯とカレー」は成立するのかという考察について

先日、東京でコーチングセッションをして、
終わったのが夜の8時頃。
今日の予定をやり終えた開放感に浸っていると、
お腹が空いてきたんです。
東京の街を歩きながら、
どこか美味しそうな店はないかと探していると、
ちょうど目の前に、イイ感じな中華料理屋を発見したました。
私の「グルメセンサー」は、かなり高性能です。
早速お店に入り、ビールを飲み、炒飯を食べました。
すごく美味しかったです。
ご機嫌な気分で店を出て、宿泊先のホテルに向かっていると、
とても美味しそうなカレー屋の前を通りかかったんです。
気が付いたら、カレーを食べていました。
私は自分に問いかけました。
「なんで、炒飯食べた後にカレー食べるの?」
米を食った後に、米を食う。
「どんだけ米好きやねん」と。
このエピソードをSNSに投稿したところ、
「(胃の中で)カレー炒飯になりますね」とコメントをしてくれた方がいた。
「哲学的だな・・・・」
「そこにカレーがあったからさ」とコメントしてくれた方もいた。
「示唆的だな・・・・」
何か人生において、
本質的なものが浮かび上がってきたような気がしてきた。
ここで、コーチングの視点で考えてみる。
コーチの役割は、クライアントが目標を達成する上で障害となる、
「心理的盲点(スコトーマ)」を浮かび上がらせ、解消していくこと。
人間、誰しもがたくさんの「心理的盲点(スコトーマ)」を抱えている。
「米を食った後に米を食うのはナシ」
これも「心理的盲点(スコトーマ)」である。
別に炒飯とカレーを立て続けに食べても、何の問題もない。
食べたかったら、食べて良いのだ。
人生は自由なんだから。
そんな結論に達した私は、
ホテルのお風呂で体重計に乗り、
即座にダイエットを決意した。
もう、米は食わない・・・・・
明日は明日の風が吹く。