【ネガティブな気持ちが沸き起こったら】自分の「心の大地」に、善い種を蒔こう

2017年5月24日

2022年7月5日

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木下空

　

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木下空

｢仕事で結果を出すスキル｣｢無敵の人間関係を創る技術｣｢ストレスリーのマインドセット｣｢自分の能力を発揮する技術｣を教える専門家｡｢職場性ストレス｣の第一人者｡自身も元国営企業に１７年間在籍｡派閥や忖度が横行する弱肉強食の世界で、異例の若さで管理職に昇進｡３００人以上の部下をマネジメントし､あらゆる｢仕事のトラブル｣｢人間関係の問題｣を解決してきた経験を持つ｡活動開始から５年間で様々な業種の会社員/管理職､起業家､経営者､コーチ/カウンセラーなど約５００名をコーチング､１５００人以上にサポートを行う｡コーチングの世界的権威から学んだメソッドと､自身の壮絶な人生経験に裏打ちされたコーチング技術は､社会人が抱える悩みや問題を解消し｢現実の成功/内面の成長｣を掴む技術として定評がある。

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もし、

あなたの心の中に「ネガティブな気持ち」が沸き起こったら。

想像してみよう。

あなたの心の中に、大きな大地が広がっている。

ここは、あなただけの自由な世界である。

あなたの邪魔をする人は、誰もいない。

ここで何をするのも自由だ。

この大地の上に、自分だけの家を建ててもいい。

何か素敵なオブジェを置いてもいい。

そして、好きな植物の種を蒔いて、育ててもいい。

桜の木を育てたら、春には綺麗な花びらが舞うだろう。

りんごの木を育てたら、秋には瑞々しく甘いりんごを食べることができるだろう。

広い大地に、たくさんの「善い種」を植えるほど、

美しく素晴らしい「善い世界」になっていく。

しかし、多くの人は、

自分の心の大地に「善い種」を蒔くことをせず、

荒れ果てたまま放置している。

嫌な気持ち「怒り」「憎しみ」「恨み」「悲しみ」「妬み」などといった、

「毒花の種」を蒔き、毎日コツコツと育てている。

やがて心の大地全体が、毒で汚れていく。

こういった経験はないだろうか？

不意に、特に理由もないのに、

「ネガティブな感情」が沸き起こってくる。

自分でもゾッとするような「醜い考え」が浮かんでくる。

怒りや憎しみ、イライラ、ムカムカ・・・・。

無意識に感じてしまう、その感情。

そう、その「無意識」こそが、あなたの「心の大地」である。

あなたが、コツコツと育ててきたものの「結果」である。

荒れ果てた、毒花が咲き乱れる大地からは、

善いものは生まれない。

要らないものを引っこ抜いて更地にしてから、

「善い種」を植え、毎日手をかけてコツコツと育てる必要がある。

「心の中で考えたことだから、誰にバレることもない」

そうやって、心の大地を汚し続ける人もいる。

しかし、そうはいかない。

「あなたが考えてきたことの積み重ね」が、あなたを創っている。

それは、すべて無意識の中に顕在化する。

「咄嗟にとった行動」

「なんとなく言った言葉」

「理由もなく現れた感情」

「種」とは、

「言葉」「思考」「感情」である。

自分の心の中を「善い言葉」「善い考え」「善い感情」で満たすことが、

「あなたの幸せ」に繋がる。

ここで、

「そんなこと言われても、良いことなんて何もないし、

会社で嫌な人間ばかりと関わっているから、嫌な感情しか湧いてこないよ」

という人は、大きな思い違いをしている。

幸せになりたいのなら、笑顔でいたいのなら、

まず、最初に自分で「幸せでいる」と決めるのだ。

「出来事」や「他人」に左右されるだけの人生は、

只々受け身で流される生き方であり、

自分の「人生の主導権」を放棄した生き方である。

「自分の人生は、自分で決める」

「自分の幸せは、自分で決める」

「自分の心は、自分で創る」

凛とした覚悟を持って、

今日も「善い種」を植え続けよう。

明日は明日の風が吹く。