【人生がつまらない】「良いことが起こったら幸せになれる」という人達
- 「自分の人生は失敗だ」
- 「つまらない人生だ」
- 「不幸な人生だ」
そういった思いに囚われながら生きている人は多い。
例えば、
そんな人達に質問してみたとする。
「どうしたら、幸せになれると思いますか?」
「う〜ん、宝くじが当たって仕事を辞めたら幸せになれるかな〜。ハハハ・・・・」
「嫌なことじゃなくて、もう少し【良いこと】があれば、前向きになれるかなぁ〜」
「出来事」で人生の幸せは決まる?
「良いこと」つまり、
『「嬉しいこと」「楽しいこと」「好きなこと」が起こったら、幸せになれる』
という訳だ。
しかし、ここに多くの人達が気付かない「心理的盲点」がある。
その「嬉しいこと」「楽しいこと」「好きなこと」の基準を決めているのは誰か?
そう、あなた自身なのだ。
例えば、この世界で起こる全ての出来事の数が「100」と仮定したとして、
Aさんにとっては「100の内の70」が「良いこと」だと思っている。
しかしBさんは、
「100の内の10」が「良いこと」で、
残りの90は「嫌なこと」だったり「どうでもいいこと」だと思っている。
Bさんが幸せに生きる為の「ハードル」は、相当に高くなる。
そして、そういった人に限って、
自分が望む「100の内の10」が起こるのを、ただ待ち続けている。
こうやって文章にすると「バカバカしさ」に気付くが、
こんな生き方をしている人が山程いるのが、現代社会なのだ。
価値観があなたの「幸せ」を決める
人生における、
「良いこと」と「嫌なこと」を分けているのは、何だろう?
それは、あなたの「価値観」である。
では、価値観は何によって創られたのかというと、
あなたが子供の頃に「経験」したことや、
あなたが受けた「教育」によって、価値観が形成されていったのである。
つまり、
「たまたまそうなった」だけなのだ。
あなたが、もう1回最初から人生をやり直したとして、
「今と同じ考え方」「今と同じ価値観」を持っていると断言できるだろうか?
「価値観」ほど、あやふやなものはない
私が、声を大にして伝えたい「大切なこと」は、
そういった原点に立ち返り、
意識的に「自分の価値観を選択する」ことである。
植え付けられた価値観ではなく、
あなたが、あなたの意志で選んだ価値観である。
つまり、
あなたは「あなたがなりたい人間になれる」のだ。
誰かに憧れて、あなたは思う。
「自分も、あんな風に素敵な人になれたら良いなぁ・・・・」
なればいい。
どうして、なれないと思うのか?
その「なれない」という価値観は、
先ほどお伝えした通り、
「過去の集積の結果」でしかない。
今、あなたは「無限の自由」の中にいるのだ。
あなたに理想があるなら、
今すぐに、理想を「選択」すればいい。
私はプロフェッショナルコーチとして活動しているが、
それが、コーチングの「本質」である。
価値観は「選ぶもの」
「良いこと」は、いつもあなたの目の前にある。
明日は明日の風が吹く。